トップがぺたんこになる原因は?薬剤を使わず、カットでふんわりを戻す方法
朝は立ち上がっていたトップが、昼にはぺたんこ。その原因は、髪のダメージだけとは限りません。根元で毛が絡み合う「毛髪交差」が関わることもあります。ボリュームを足す前に知っておきたい、薬剤を使わずカットでふんわりを戻す考え方を、現場の美容師の視点でまとめました。
トップがつぶれる原因は「量」より「根元の向き」
トップのボリュームが出ないと、髪が細くなったのか、傷んだのかと考えがちです。けれど現場で多いのは、毛量や傷みよりも、根元の生え方に理由があるケースです。
髪は、一本ずつがまっすぐ並んで生えているわけではありません。生え際からつむじにかけて、隣の毛と絡み合うように生えている部分があります。これが毛髪交差です。交差した毛はお互いを根元で押さえ込み、立ち上がる力を弱めます。結果として、乾かしてもトップだけが寝てしまう。朝はなんとか立っていても、時間が経つと重みに負けてつぶれていく──こうした出方をするのが特徴です。
スタイリング剤を足しても戻りにくい理由
ふんわりさせたくて、根元にスプレーやワックスを重ねる方は少なくありません。ただ、根元が押さえ込まれている状態では、その場の仕上がりが整っても、数時間でつぶれやすくなります。さらに整髪料が重なると髪そのものが重くなり、かえって寝てしまうこともあります。
足す対処が合うのは、毛が立ち上がれる状態にあるとき。立ち上がれない原因が根元の交差にあるなら、そこを解くほうが近道です。原因と対処がかみ合っていないと、手間をかけても報われにくい、というわけです。
薬剤を使わず、カットで根元のテンションをゆるめる
plaisirでは、特殊なハサミ「ヘアリセッター」を使うリセッターカット(¥3,300)で、この毛髪交差をほどいていきます。パーマや縮毛矯正のような薬剤は使いません。髪の内部結合は変えず、頭皮に刃を当てることもありません。
絡み合った毛をほどくと、根元のテンションがゆるみ、トップがふんわり立ち上がりやすくなります。あわせて、毛先の絡まりやねじれも減るので、手触りや艶、毎朝のスタイリングのしやすさにつながります。plaisirのカットは、乾いた“いつもの状態”の髪を見て切るドライカットです。普段のあなたの髪で起きていることをその場で確かめながら切るので、家に帰ってからも再現しやすいのも、この技術の良いところです。
来店前にできる、小さな確認
美容室へ行く前に、次の2点を見ておくと相談がスムーズです。
- 濡れているときと乾いたときで、トップの立ち上がり方は違うか
- つむじ周りや前髪が、いつも同じ方向に割れていないか
乾いた状態でも根元が寝る、あるいは決まった場所だけ割れるなら、毛の交差が関わっている可能性があります。逆に、全体が細くやわらかい場合は、別の角度から考えたほうがよいこともあります。どちらなのかは、実際に髪を見せていただくのがいちばん確かです。
ボリュームの悩みは、足すか、ほどくか。まずは原因を見分けるところから始めてみてください。
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トップのボリュームが気になる方へ──plaisirでは、1分でできる無料の「似合わせ診断」をご用意しています。あなたの髪質と雰囲気から、似合う一つのスタイルをご提案します。根元の立ち上がりやカットの相談も、まずは気軽にのぞいてみてください。