襟足が浮く・ハネるのは生えぐせ?ショートの収まりを決める毛の交差
ショートヘアにしたら、襟足だけが浮く。切ったばかりなのに外ハネして、乾かしても収まらない。そんなお悩みは、とても多く聞きます。実はこれ、スタイリングの腕前ではなく生え方の問題であることが少なくありません。
襟足は、クセが出やすい場所
襟足は、髪の流れが集まり、向きが変わる場所です。生え際がうねるように生えていたり、左右で流れの向きが違っていたりすると、短くした途端に毛先が浮いたり、片側だけハネたりします。髪が長いうちは重みで押さえられていて気づかなかった、という方も多いはずです。
浮きやすい人の傾向は、次のようなものです。
- 切るたびに、襟足の同じ位置だけが跳ねる
- 左右で収まりが違う
- 濡らすと収まるが、乾くと戻る
当てはまる場合は、毎朝の乾かし方を工夫しても限界があります。
原因のひとつ「毛の交差」
髪の悩みでよく見落とされるのが、毛髪交差です。絡み合うように生えた髪が根元で引っ張り合い、テンションがかかって、毛先が思わぬ方向へ向いてしまう状態です。襟足の浮きやハネも、この交差が影響していることがあります。
仕組みや技術の詳しい説明は、前髪やつむじの割れを扱った記事に書いているので、そちらをご覧ください。ここでは、襟足の悩みにもつながる、という点だけ押さえておいてください。
薬剤を使わずに整える、という選択肢
plaisirの「リセッターカット」は、専用のハサミ「ヘアリセッター」で毛髪交差をほどき、根元のテンションを緩めるカットです。薬剤は使わず、髪の内部結合は変えません。頭皮に刃を当てることもありません。効果のひとつとして、襟足の浮きの抑制があります。あわせて、毛先の絡まりやねじれがほどけるため、手触りやスタイリングのしやすさも変わります。
もちろん、すべての襟足の悩みが交差のせいとは限りません。実際に髪を見て、切り方で収まるのか、生え方に手を入れたほうがいいのかを、ご一緒に確かめるところから始められます。
来店前に確認しておくと伝わりやすいこと
相談するときは、次の3点を覚えておくと話が早く進みます。
- 浮く・ハネるのは、襟足のどのあたりか
- 切った直後か、数週間後か
- 乾かす前と後で、どう変わるか
写真を1枚撮っておくのもおすすめです。髪の悩みは、ご自身では「いつもそうだから」と見過ごしがちなもの。まずは気軽に、今の状態を見せてください。