ヘアカラーの色落ちが早い3つの理由と、色持ちを伸ばす染め方
ヘアカラーの色落ちが早いと感じている方へ。染めたばかりなのに、数週間で色がぼやけて見える。その背景には、髪の傷み具合・毎日の洗い方や熱・選んだ色味という3つの理由があります。色落ちの仕組みを整理しながら、色持ちを伸ばす染め方と、自宅でできる工夫を美容師の目線でお伝えします。
理由① 髪が傷んでいると、色が留まりにくい
髪の表面はキューティクルといううろこ状の層で守られています。ブリーチや過去のカラー、アイロンの熱などでこの層が荒れると、せっかく入った色の粒が外へ逃げやすくなります。同じ薬剤で染めても、健康な髪より傷んだ髪のほうが色が抜けるのが早いのはこのためです。毛先だけ先に色が抜けて見えるのも、毛先ほど長い期間ダメージを受けているからです。
理由② 毎日の洗い方と熱が、色を少しずつ削っている
色落ちの大きな原因は、実はシャンプーのたびに起きる小さな流出です。熱いお湯で洗うとキューティクルが開きやすく、色も流れやすくなります。ドライヤーの高温を一か所に当て続けることや、濡れたまま寝て摩擦を受けることも、毎日少しずつ効いてきます。一回ごとの差は小さくても、数週間で見た目の差になります。
理由③ 選んだ色味によって、抜けやすさが違う
明るい色ほど、そして赤みや黄みを抑えるために入れた寒色系の色ほど、時間とともに地の髪の色味が顔を出しやすくなります。「ツヤのある色」を狙ったのに、数週間で黄ばんで見えるのはこのパターンです。色を選ぶときは、仕上がりの見え方だけでなく、色が抜けたあとの姿も一緒に想像しておくと失敗が減ります。
色持ちを伸ばす染め方という選択
色持ちを考えるなら、「染めるときに髪を傷ませない」ことが出発点です。plaisirの美髪彩生Colorでは、ミルボンのプレトワを使っています。トリートメントするように染めるカラーで、ニオイが気にならず、ツヤや手ざわりを保ちながら、色持ち・褪色のしにくさも特長のひとつです。繰り返すほど髪が育つ設計なので、うねりや広がりが気になる方にも向いています。
自宅でできる3つの工夫
- 洗うお湯はぬるめ(熱すぎない温度)にする。
- 乾かすときは根元から。毛先は最後に、手ぐしを通しながら軽く乾かす。
- 濡れた髪のまま長時間置かず、タオルは押さえるように使う。
どれも特別な道具は要りません。色落ちが早いと感じたら、「髪の状態」「洗い方」「色味」のどこが当てはまるかを、次の来店のときに美容師へ気軽に相談してみてください。